私にとって生命の樹とは、ライフワークのようなもの。
生命の樹について改めて書いてみました。
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私がカバラ生命の樹を初めて知ったのは、もう20年以上も前のこと。
オーラソーマを学ぶ中で出会いました。
当時はレベル3という上級コースの内容が生命の樹とタロットだったのです。その頃は何のことかよく分からず、分からないまま受講していました。
でもティーチャーになる頃には徐々にその内容が理解できるようになっていきました。
しかしまだ、オーラソーマと生命の樹の関係性や、その情報をどう扱うか、個人セッションでの取り扱い方などが中心でした。
ティーチャーになっても様々なコースを受講したりしながら、より理解を深めていきました。
私にとってオーラソーマの魅力の一つがこの生命の樹を背景に持っているからだと、思えるようになりました。
それでもこの時点では、生命の樹は「学ぶもの」でありティーチャーとして「教えるもの」でした。
それが大きく変わったのは、2016年の秋から毎月、生命の樹を描くワークを実践し始めてからでした。
生命の樹に受け取りたいもの(実現させたい願いなど)をある順番で書き入れ、色を塗ったり絵を描いたりして楽しく美しい生命の樹に仕上げるのです。
熱心に描けば描くほど愛着が沸きます。身近なところに貼っておき、ことあるごとに眺めています。
このワークをきっかけに、私にとって「教えたり学んだりするもの」から、生命の樹は「使うもの」に大きく転換したのです。
それ以降、まる4年が経ちましたが、毎月欠かさず描き続けています。
では、描いたこと全てが叶っているのか?と聞かれれば、まだ全てではないです。でもそれでもいいと思っています。
何を叶えたいのか、何を望んでいるのか、生命の樹を描くことで、自分自身と向き合う素晴らしい体験ができるからです。
自分自身の中から発生するエネルギーまたは波動のようなもの。それを生命の樹が呼び覚ましてくれると感じます。
言葉に言魂(ことだま)、音に音魂(おとだま)があるように、生命の樹にはその形だけが持つ力があるのです。
だからカバリストたちの間に、この形が脈々と受け継がれてきたのです。
今という時代をこの点で、私は幸せに思います。
カバラという人類の叡智を東洋に住む私たちが知ることができる。もちろんそれは、カバラの広大な世界のほんの一部に過ぎないでしょう。
それでも知ると知らないとでは雲泥の差。
自分自身をより目覚めさせる働きが、生命の樹にはあります。
描き続けることでその力を受け取り、より自分らしい人生を歩むようになるのです。
私が初めてカバラ生命の樹に出会ってから、以上のようなことに思い至るまでに、16年以上を要したことになります。
その年月は決して無駄ではありませんでしたが、今こそより多くの人に生命の樹を知って欲しいと思います。
学ぶだけではなく「使うもの」だということを。
使ったらあなたの人生がより大きく花開き、より目覚めて生きられるということを。
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生命の樹を描くワークショップを毎月新月のタイミングに合わせて、zoomで開催しています。
【蠍座新月】
11月15日(日)午前10時から正午
【射手座新月】
12月14日(月)午前10時から正午
12月14日(月)午後8時から10時
いずれも参加費 2000円(税込)
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