毎月一日には出来る限り神社に参拝に行っています。いわゆるお一日参りです。
4月は群馬県まで足を伸ばしてみました。
最近人気の神社本の作家、桜井識子さんの本で知って、どうしても行ってみたい神社があったのです。
群馬県高崎市にある「於菊稲荷神社」です。
その昔、この神社と町の人たちのおかげで重い病から回復した「お菊さん」という女性が、やがて不思議な力を授けられます。
神さまと町の人たちに恩返しをしたいと思ったお菊さんは、神社の巫女となります。その不思議な力を使って人々の病気や怪我を治す人生を送ったということです。
識子さんによれば、彼女の魂はこの神社の眷属となってずっと働いているのですが、昔のように人がたくさん来なくなったのを悲しんでいるそう。
だから、識子さんに協力を求めてきたのです。お菊さんのひたむきな気持ちが切々とつづられていて、私はすっかり虜になってしまいました。
住宅地の中にある稲荷神社でした。近くにはたくさんの住宅や、小学校があります。
思ったより広くて、手前の広場では子どもたちが遊んでいたり、近所の方が散歩をしていたり。町の人たちの生活に溶け込んでいる神社であることがわかります。
ちょうど桜の花が満開でした。
御守りやお札などがある建物は、とてもよい雰囲気です。お札と御守りを受けてきました。キャラクターのキツネちゃんが可愛い。
どこもかしこも底抜けに明るくて、可愛くて軽やかで、親しみやすくて、何度でも足を運びたくなるエネルギーです。
お菊さん、また逢いに来ますね。
そう言ってこの神社を後にしました。
さてこの後、もう一つ神社へ。
その②に続きます。
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於菊稲荷神社（おきくいなりじんじゃ）
群馬県高崎市新町247
電話 0274-42-3303
