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連載「日本の色で学ぶオーラソーマ」始めます

公開日: : 最終更新日:2015/07/03 日本の色とオーラソーマ ,

こんにちは、カラーズガーデン代表の鮎沢玲子です。

この度、カラーズガーデンのホームページにて、私の新連載を始めます。

題して「日本の色で学ぶオーラソーマ」

イギリスで生まれたカラーケアシステム オーラソーマ®ですが、いまや日本にしっかりと根付いています。
毎年マイク・ブース校長が必ず来日することからもわかるように、日本は世界でも有数のオーラソーマの盛んな国となりました。

ならば、日本人の色彩感覚や生活の中に息づく色の体験を通して、もっとオーラソーマの色の言葉を深く理解できるのではないかと考えます。
なにしろ、日本は世界でも類を見ない「色彩大国」なのです。日本においては、色の名前だけでも1000色を越えます。
こんなにたくさんの色の言葉を持っている国民はいないと思います。四季があることが最大の要因ですが、他にも南北に国土が長いことや、太陽光線が変わるような地形のバラエティの豊富さなども関係します。

このことについてはまた機会があれば詳しくお伝えしましょう。

さて、連載の第1回目は、ピンクです。

B081-2

この色を取り上げるのは、絶対に春! と決めていました。
ピンクを日本の色名に置き換えるなら「桜色」です。

今年も桜の便りが届けられる季節になりましたね。
あるアンケート結果によると、日本人の最も好きな花は「桜」だそうです。

3月下旬から4月にかけて、日本列島を南から北に縦断する桜前線は、出会いと別れの季節を鮮やかに彩ります。
桜の花を見ると、母に手を引かれ緊張した面持ちで入学式に向かった、幼い日のことを思い出します。小学校の正門の両側には、大きな桜の木が満開の花を咲かせていました。

桜

桜の語源は、「古事記」に出てくる木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という説があります。
木花(コノハナ)が桜の花を意味し、「サクヤ」の音が「サクラ」に転じたそうです。まるで桜の花が咲いたように美しい姫君、ということでしょう。
木花咲耶姫は水の神様で、活火山である富士山を鎮めるために、富士山本宮浅間大社に主祭神として祭られています。

桜と富士山

また酒造の神様でもあります。日本酒の銘柄に「桜」がつくものが多いのは単なる偶然ではなく、木花咲耶姫のご加護の賜物なのかもしれません。
桜、木花咲耶姫、富士山、酒・・・なんだか連想ゲームのようですが、花見の宴に行きつきます。
桜の木の下で花を愛でつつ、おいしい日本酒を酌み交わす。
できれば桜を見て歌を一首、なんて素敵です。

ここで「古今和歌集」から、紀有朋の歌を一首ご紹介します。

桜色に衣は深く染めて着む 花の散りなむのちの形見に

昔の人が桜を見て歌を詠んだように、現代の日本には桜をモチーフにしたポップミュージックがいくつも誕生し、毎年、春にはヒットチャートに上がってきます。
今も昔も日本人と桜は、切っても切れない強い絆で結ばれているのですね。

オーラソーマの中でも重要な位置を占める「ピンク」は、81番のボトルの名前が示す通り「無条件の愛」の色です。

そう思うと、桜前線が日本列島を北上するとき、ピンク色の「愛」のエネルギーがこの国を染めていくのです。

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