群馬県まで足を伸ばした4月の1日参り。

2カ所目は、一カ所めの於菊神社から車で1時間ほど走りました。

1時間走ってもやはりここは高崎市だったのです。高崎市、広い!

次はここです。榛名神社。

山門からして、立派です。ここがスタート地点で、最後の社殿までは徒歩で15分もかかるのです。

やはりここも桜井識子さんの本で読みましたが、有名な神社なので前から知ってはいました。

日曜日とあって、たくさんの方が参拝にみえています。

木立の中を長い参道を進んでいきます。

とにかく立派で、どこをみても絵になる。素晴らしいエネルギーです。

大好きな弁財天様の像がありました。(七福神全て揃っていますよ)

岩の御神体も数々ありました。

この場所が一番好きかも。手水舎の左手から階段を登ります。みえてくるのは「双龍門」

上がって右に折れると社殿です。

すごい立派な社殿で、岩と一体化して建てられています。

今は手厚く整備されていて、何の苦労もなく歩いて参拝できます。山門のすぐ近くまで車で行けるし。

でも昔はどれほど大変なことだったでしょう。榛名神社は元々がお寺で、6世紀ごろから存在していたそうです。

戦国時代に一時廃れたものの、江戸時代に再建されます。その後明治時代の廃仏毀釈で、正式に神社となりました。

一説によれば、江戸時代の再建は徳川家康に仕えていた天海僧正によるものだとか。だとしたら、日光と同じです。やはり山岳信仰の神社で、似たエネルギーを感じます。

この土地の優れた地形と霊的なパワーを、活かさない手はないと思ったのでしょう。

今もその力は絶大です。多くの人々の厚い信仰を集めています。何しろ神さまのパワーがものすごいです。不浄なものや、不調などネガティブなものがどんどん抜けていきます。

最後に、不思議な場所へ。

桜井識子さんの本で紹介されていた「秋葉神社」です。

榛名神社の参道の途中にその入り口があります。榛名神社に比べてひっそりとした鳥居。気づく人も少ないです。

こんな感じで石はゴロゴロしているし、足場が悪いです。足を踏み入れる人も少ないはずです。

ささやかな二つの鳥居をくぐってしばらく歩いていくと、少しだけひらけたところにでます。でも建物は何もなくて…これ以上は何もないのかな?と思った瞬間。

小高いところにある一つの岩を発見。その中がくり抜かれて、そこに小さな石の祠がありました。見えるかしら。左下からわずかに光りが差しているように見えませんか?

私を写した写真にも、光の輪や右下には不思議な緑色の光りが。

識子さんの本によれば、仙人のようなお姿のおじいさんの神さまに、「近くに来い」と呼ばれたそうです。Aラインのような形の白い着物を着て、袖口も広がったデザインだそう。

私は神さまの姿は見えませんしお声も聞こえませんが、ここに来られてよかったと思います。

長い長いあいだ、たくさんの存在たちがこの地球を守ってくれているのです。初めてお会いする秋葉神社の神さまに、きちんとご挨拶ができて日頃の感謝をお伝えできたこと、これからも御守りくださいとお願いができたこと、全てが嬉しくて清々しく感じられたのです。

毎月のお一日参りは、最近の私の楽しみでもあります。また行って来たらご報告しますね。

榛名神社

群馬県高崎市榛名山町849

公式HP http://www.haruna.or.jp